予防接種

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹とは

水ぼうそうにかかった時に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスは、水ぼうそうが治ってからも体内に潜伏し続けます。ウイルスはその後、過労、ストレス、病気などによって免疫力が低下した時に活発化し、これにより発症するのが帯状疱疹です。
主に体幹の左右どちらかに、ピリピリ・チクチクとした痛み、赤い斑点、水ぶくれを伴う湿疹が帯状に現れます。重症化すると、眠れないほどの強い痛みを伴います。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンには、その接種によって帯状疱疹の発症・重症化のリスクを下げる効果があります。
また、帯状疱疹後神経痛(帯状疱疹の後も長く痛みが残ること)を予防する効果も期待できます。

帯状疱疹ワクチンの種類・効果・接種回数

帯状疱疹ワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンがあります。

50歳以上の方は、帯状疱疹ワクチンの接種をおすすめします

帯状疱疹の発症率は、50歳頃から上昇し始め、その後も年齢とともに高くなります。
50歳以上の方で帯状疱疹ワクチンを打っていない方、打ってから5~9年が過ぎている方は、接種をご検討ください。

副作用

注射した部位の腫れ、痛みなどの副作用があります。通常、3~7日で治まります。
副作用は、不活化ワクチンの方が強く現れる傾向があります。